ベルトの穴は緩めてもほかの穴は緩めるな!

うんこ漏らしました。
27歳にもなってうんこ漏らしました。
会社まであと50歩くらいのところで朝うんこ漏らしました。

ノーパン健康法というのがあるみたいだが、会社の中でノーパンだと非常に落ち着かない。
パンツですか?とても穿けるものでなかったんで棄てましたよ。夏用のスーツだから透けたりしないかがとても心配でした。

今、これを書きながら思い起こしても、大惨事を防止できるちゃ〜ンスは何度もあった。本当に何度もあった。だが自分の力を過信しすぎ、ちゃ〜ンスを棒に振った。

だってまじでうんこ漏らすなんて思ってもみなかった。「やべやべ」なんて呟きつつも心のどっかでは「ギリギリ間に合うだろもう大人だし」って思ってたもーん!サラリーマンが会社の前でうんこ漏らしたってそれありなのか?ありでいいのか?なくないか?

まあどうにかパンツラインで食い止められたのがせめてもの救いか。あれがパンツライン突破してズボンラインまで侵食していたらどうしていたのか。もうズボンがぐしゃぐしゃなわけでしょ。なんか茶色いシミついて。それで匂いがすごいわけじゃん。ズボン脱いで洗面所でゴシゴシやらないと匂い取れないでしょ。でも洗面所でズボンを洗うためにはもちろんズボンを脱がなければならないから、スッポンッポンでゴシゴシやるわけでしょ。パンツの被害はズボン以上に甚大だし。全然できないわ。できたとしてもその後そのズボン穿けないわ。
便所で尻拭きながら、「こんなに最悪なことはない」と半べそで思っていたが、誰かにばれた訳ではないし、その後もなにくわぬ顔で仕事できたからラッキーであったのだろう。心に深い傷跡は残ったが。

どれだけ後悔しても一度出てしまったうんこは腸内にもう戻らない。この記憶が消えることもない。もう自分の力を過信するのはやめよう。過信はうんこに繋がる。